群馬の職人歯科医のBlog.

群馬県内で歯科医院を運営する現役歯科医師が綴る日常

パノラマX線写真と口腔内10枚法 X線規格写真

初めて来院される患者さんの口腔内の検査項目として、X線写真はとても重要な資料となります。

口腔内全体をX線にて検査する方法には
パノラマX線写真と口腔内10枚法 X線規格写真の2つの方法があります。

パノラマX線写真DSCN0951 コピー1
これは地図で言えば
「1枚の日本地図」であり全体像を大まかに見ることはできます。
したがって
親知らずの抜歯(顎骨のどのあたりに親知らずが存在するのか)
義歯(顎骨の全体の形はどのようになっているのだろうか)
インプラント(インプラントを顎骨のどのあたりに植えていけばいいのだろうか)
の診断時には威力を発揮します。

しかし画像の精密さが乏しいため、歯牙1本単位の状況を把握することが難しく
パノラマX線写真だけの情報で虫歯治療・歯周病・根管治療を行うのは
「1枚の日本地図だけで自宅への帰り道を調べているようなもの」なのです。

口腔内10枚法 X線規格写真
DSCN0958 コピー1
これは地図で言えば、「1冊の日本全国道路地図」であり
1枚の小さなX線写真は その歯の根管の様子・虫歯の進行度・歯周病の状態を
鮮明に写してくれるので虫歯治療・根管治療・歯周病治療には不可欠の資料となります。

しかし1枚のX線写真は画像の範囲が狭いので
親知らずの抜歯・義歯・インプラントなど広範囲の情報を知りたいときには不向きです。
また上下5枚ずつ計10枚と画像が断片的になってしまうため
1枚の小さなX線写真のすぐ外側の情報を知りたいときに
1冊の日本全国道路地図でいえば
「となりのページと交互にめくりながら位置情報を探る」ような
煩雑な作業が必要になってしまいます。

したがって、この両者は使い分けが必要となるわけです
また患者さんによっては、虫歯・歯周病・根管内の問題、インプラントの必要性など
総合的な問題を抱えている場合は、この両者、さらにCT写真も撮影することもあります。

このようにして十分な情報のもとに治療が行われるのです。

群馬県 前橋市 高崎市 インプラント 歯周病 の万代歯科診療所
プロフィール

Takashi Fueki D.D.S.

Author:Takashi Fueki D.D.S.
群馬県で歯科医院
開院しています。

今では少数派になってしまった
職人歯科医を続けて15年目に
なります。

現在、来院されている患者さん
または歯科医療に関心の高い
皆様に
私の”歯科医療に対する思い”
”仕事をはなれれば こんな人”

などをお伝えしたいと思います。

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