昨日は、インプラントのオペがありました。
この患者さんは、以前当院で
自家歯牙移植術を受けました。
下の大臼歯は前後二股の歯根があるのですが、
咬み合う相手のいない下の大臼歯を抜歯後、
2つに分割して、別の2欠損部へ移植しました。
40歳代以降の患者さんへの自家歯牙移植術は
若年者よりも予後(長持ちの程度)が悪く
この方も残念ながら、耐用期間は6年でした。
インプラントならば通常もっと長い期間の予後が得られます。
「だったら最初っからインプラントにすれば良いじゃないか」
という意見もあるかもしれません。それも正しいと思います。
実際、自家歯牙移植術を採用せずに
インプラントのみを取り扱う歯科医院も多く存在します。
私は、インプラント否定論者ではありません。
現時点では賛成論者です。
ブリッジや義歯よりも明らかに良い治療法だと思います。
しかしインプラントはどんなに精巧に作られても
所詮 人工物でしかありません。
インプラント治療しか他に手段が無ければ仕方ないのですが
一生のうちでインプラントで過ごす時期を最小限にする・・・
つまり
「自身の歯でどうにかならないだろうか?」
と言うことをいつも考えて臨床に取り組んでいます。
この患者さんにも以前この事を理解してもらいました。
たとえ長持ちしなかったとしても
自身の歯を使いたい・・
どうしてもダメになってしまったら
その時は仕方がない、インプラントにして下さい。
この ご了解をいただいて今日にいたります・・
ついに、この日が来てしまったのですが
患者さんには、ご了解を頂きました。
インプラントになってしまう患者さんを
一人でも減らせるように
予防、根管治療、歯周治療・・・
これからも一つ一つ確実にレベルアップをしていきたいと思います。
群馬県 前橋市 高崎市 インプラント 歯周病 の万代歯科診療所
トラックバックURL
→http://bandaidc.blog110.fc2.com/tb.php/6-ed853941
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)